2011年6月11日反原発デーに思う

11/6/15

この日,夕方6時のニュースを見て驚いた。
新宿に人が溢れかえっているではないか。
それは,3月11日東日本大震災による福島原発被害と,それに対する反原発のデモだ。
こんな大勢の人が心一つにして新宿に集まるところを見たのは何年ぶりだろう。

政府はだらしない。東電は嘘つきだ。日本の技術力のレベルは低かったのだ。
今,彼らを批判する言葉は,いくらでも尽きることなく出てくる。
あまりにも多すぎて整理がつかないくらいだ。

しかし,確実なのは,地震と津波によって直接的な被害を受けた人だけではなく,原発が機能不全に陥って放射能をまき散らして,その被害を受けている人がいることだ。
そして,原発が,政府や学者や,東電が考えていたような,どんな事態でも何とかなる人間に優しいものではなく凶悪なものだったと言うことだ。

私たちは,世界にヒロシマ,ナガサキについでフクシマの名を今回で知らしめることになった。
フクシマで原発は目下のところモンスターとなって人間の手に余る存在となっている。
そして,いやな言葉だが,「次の大地震」では別の原発が,いつモンスターとなるか分からない。
起こってしまった不幸は取り返しがつかない。だが,それを若者や子どもに押しつけることは許されない。

デモに参加している人の群れは,誰も原発被害への不安を抱えながらも,表情は晴れやかだった。
それは,老若男女を問わず正しいことをしているという確信に満ちた晴れがましい顔だ。
何よりも,若者が多く参加していることが,うれしい。

若者よ,もっと怒れ。
おじさん達は,あまりにも高度成長とバブルとで甘い夢を見せられて飼い慣らされてしまったのだ。

こんな時代だからこそ,若者が若者らしくあることが必要だ。
大人が嫌うことや大人から見てできっこないことを言ったり行動したりしてこそ若者だ。
そんな若者がいる限り未来は明るいと信じよう。
                                                                  岡田まさき

投稿者 musashino-law | 2011年6月15日 00:00

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