AKB48総選挙に思う

11/6/13

とにかく,すごい盛り上がりだった。
しかし,おじさん世代どころかハイパーおじさん世代の私は自分の子どもよりも年下の彼女たちの顔と名前が,それでも一致しない。

それにしても,うまい宣伝戦術を考えたものだ。
CDに投票権をリンクさせるとは,並の発想ではない。
そして,本物の選挙での投票価値の平等などどこ吹く風だ。何しろ,CDを買いまくり1人でお気に入りに50票でも100票でも投票できるというのだ。
さらには,本命と今後の成長株とを分散させるというディーラーまがいの猛者もいる。

開票も笑いと涙の渦どころか嵐である。
御本人もファンも真剣そのもので,その涙は爽快でさえある。
若者はこんなにも熱くなれるのだ。それに引き替え,本物の選挙は,しらけぱなしである。

かの,やくみつる氏は,「彼らに早く日常の現実に戻るように言いたい」とコメントした。現実に目を向けろと言うおじさんからの親切心なのだろう。
しかし,彼らや彼女にとっては,自分たちが熱中するものこそが現実なのだ。

自分の力で結果が作り出せる,あるいは作り出せるかもしれないという思いが彼らを突き動かすのだ。
若者は愚かではない。何に精力を使うべきかを知っているのだ。

それに引き替え,本物の選挙と政治はどうだ。
自分の力で結果を作り出せるとはとうてい思えない。
すべての政党と政治家をひとくくりにするつもりはない。
しかし,私たちに政党と政治家の本当の顔が見えない状態が続いている。

衆議院選挙が小選挙区制となってから久しい。
政策の違いを反映させて政権交代を簡単にさせるとか,それでいて選挙民に顔が見えやすくするとか,それこそ甘言を使って,反対を無視して導入した制度であった。
政策の違いがどこにあるのかが見えない。政治が身近になっているとも思えない。
そして,挙げ句の果てに,政策が違うはずの大政党間の大連立か。

他にも色々問題があるだろうが,ここでひとまずは小選挙区制をやめてみたらどうだ。
自分の力で結果が作り出させると思える選挙をやらせて欲しいものだ。
                                                                                                                                岡田まさき

投稿者 musashino-law | 2011年6月13日 09:38

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